ニッポン眠り紀行 京和晒綿紗

ニッポン眠り紀行 京和晒綿紗

京都府京都市伏見区 Fushimi, Kyoto

心地良い寝床内環境の基準をご存知ですか。季節によって多少変わりますが、温度は32度前後、湿度は50%と言われています。 「京和晒綿紗」は、綿紗(ガーゼ)を重ねて空気の層を作ることで快適な環境をつくります。 しかも昔ながらの伝統製法「和晒(わさらし)」で仕上げる綿紗は希少な和晒窯を用い、 4日間かけて糸の余計な油分、綿布の不純物をしっかり取り除きます。仕上げに使うのも 天然の沖縄産澱粉糊。安全安心もまとって頂けます。

オススメの京都・伏見ぶらり

京都に初めて行ったのは高校の修学旅行。一定の年齢(40代後半?)以上の地方出身者の方は、このような方が多いのではないでしょうか。しかし、その記憶は神社仏閣めぐりばかりで非常に薄く、旅館で夜遅くまで騒いで先生に叱られたことしか覚えていない。

あれから何十年も過ぎ、あの当時の記憶は益々無くなってきますが、伏見という酒どころを京都が抱えていたことを知ったのは酒の味を知るようになってから。伏見というと海外の観光客に人気の高い伏見稲荷が有名ですが、伏見稲荷よりももっと南西にあるエリア、坂本龍馬で有名な寺田屋や月桂冠大倉記念館のあたりは同じ京都でも東山や嵐山とはまた違った佇まいを感じさせてくれる魅力のエリアです。蔵元「神聖」が営む鳥料理の「鳥せい」で少し明るいうちから小一時間ほど杯をかたむけ、その後、薄暮の中、伏見の町をぶらりと歩くのは旅好き、酒呑みにとって至福のひとときです。

▲大東寝具工業株式会社 大東社長

大東社長が語る
「眠りのエキスパート」

「当社は大正14年(1925年)京都壬生で布団の製造と販売を生業として創業昭和38年に法人化。 以降、京都の繊維街である室町の寝具問屋、メーカーへの製品供給を主軸に業界の垣根を越えて呉服和装業界、家具業界、インテリア業界、リネンサプライ業界、建築設計デザイン分野の事業所へ、また専門店、百貨店、医療施設、宿泊施設などの業態や事業所にも幅広く製品とサービスを提供しております。」と創業期からの現在の業容拡大までを語ってくれました。  平成4年(1992年)には、良質な睡眠をお届けするための直営ショップをオープン、そして平成19年には、『快眠とくつろぎ』を提供する事業に対し、京都市から優秀な事業者に贈られる京都市オスカー認定、続いて京都府からは元気印中小企業としての認定を受けました。 「眠りのエキスパート」としてここ京都 伏見から全国のお客さまに『快眠とくつろぎ』を心を込めてお届けする企業、それが大東寝具工業株式会社です。

伝統を受け継ぐ「和晒製法」

京和晒綿紗は、昔ながらの「和晒製法」で晒を行っています。 晒とは綿布を織ったあと、不純物や色素などを除去する工程で、自動精錬機なら40分で仕上げてしまう工程ですが、和晒製法は日本でもわずか数台しかない稀少な和晒窯を用いて、4日間かけて綿独特のにおいや、糸を紡いだ時に出る油分、綿布を織った時の不純物など、繊維の奥にある不純物までしっかりと取り除きます。4日間じっくり和晒を行い、天然水で洗い流し、そして和晒が終わったガーゼは脱水機にかけ、短いガーゼ生地を縫い合わせ、1枚の長い生地に縫製し、最後に型くずれしないように生地の幅、布目を整え、天然糊で糊付けして仕上げていきます。

心地良い眠りを、
ここ京都・伏見から

和晒製法は、繊維の1本1本を圧迫せずストレスをかけないため、繊維の断面がほぼ真円に近い美しい繊維に仕上がり、そのためにより立体的な空気層ができ、吸水性や通気性が高まるとともに、ふわっとソフトな風合いが生まれます。 一般の多重ガーゼ生地は、織り上がり段階で多くの箇所に留めをほどこし、1枚ものの生地として仕上げますが、京和晒綿紗は縫製の段階で個別のガーゼ生地を重ねて1枚にしていきます。 これは空気層を増やし、保温性と通気性を高めるための工夫。手間ひまを惜しまず、晒から縫製、検品まですべて京都・伏見の工場で行い、絶妙な温度調整機能と肌ざわりをもつ寝装・寝具がつくられています。

紹介したまちとブランド

大東寝具工業株式会社
京都市伏見区横大路下三栖山殿66-2

京都市 伏見 三十石・十石船で川くだり

伏見城の築城で建築資材を運ぶために作られた内陸の河川・宇治川派流。月桂冠大倉記念館の裏から十石舟に乗って宇治川との合流地点である三栖の閘門まで川くだりができます。新撰組が大阪に下るときに使ったとも言われている水路で、往復50分、幕末の気分を味わってはいかがでしょうか。

紹介したアイテム

京和晒綿紗

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